眼球を舐められる話
とある午後の会話。

「なあなぁ、昔、子供の時とか外で遊んでたりしたとき目ぇにゴミ入ったりしたときなぁ、おかあさんが『ちょっと痛いかもしれんけど我慢して目ぇよう開けときぃ』とかゆうて、ベロで埃舐めとってくれたりとかしたやんかぁ」
「えー、先輩とこだけちゃうん? 僕そんなんされた記憶ないけど」
「いや、あるって、あんのが普通 君、親に愛されてなかったんちゃう?」
「えー、僕めっちゃ愛されてましたちゅーねん」
「まぁ、そんなことはどーでもええねん。言いたいのはぁ、あの目ぇをペロって舐めるんてどんな感じなんやろ思って」
「どんな感じやろうって、先輩・・・」
「舐めてええ?」
「舐めてって・・・」
「先輩命令、舐めさせなさい。というか舐める」
「ええっ」
「これっ、じーとしとき、暴れたら目ぇに唾たらすで。ちゃんと目ぇ開けとき」

ペロリ

「意外とあれやな、普通。もっとグミキャンデーみたいなもんかと思ったら」
「もう、ええかげんにしてくださいよ」
「ところでな、もう一個疑問があってな。子供って鼻詰まってもな不器用やから自分でなかなかチーンって出来ひんやん。そういうとき、おかあさんが『ちょっと我慢しいよぅ』とかゆうて口、鼻にひっつけてずずって吸ってあげたりするやん? あれって、どんな感じなんかなぁって・・・」

2003/09/13 Sat (No.040)

 

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